2020年8月28日当研究所は「認定技術等情報漏えい防止措置認証機関」として、
経済産業省より認定を受けました。
関西に拠点をおいた認証機関は当研究所が初めてのことです。
『技術等情報漏えい防止措置認証制度』とは
2018年9月25日産業競争力強化法に基づき、企業の技術等の情報管理の適切な定着を図り、日本経済の成長を目的に新設された新しい認証制度です。
この認証制度は、経済産業省から認定を受けた認証機関が法律に基づいて、申請された企業の技術等情報漏えい防止措置の実施状況を審査し認証します。
認証を取得するためには国が定めた基準に基づき適切に情報を特定し、管理を行っている必要があります。当研究所では認証機関としてだけでなく重要情報の特定や情報管理方法の助言、情報セキュリティに関する教育やセミナーも行っています。
情報資産管理が
企業業績を決める
企業は膨大な量の情報を保有しており、その情報は資産であるといえます。この資産をより効率的に活用し生産性をいかに上げていくのかで企業業績は決定されていきます。しかし多くの企業において情報資産管理をどのように実施したらよいか十分に理解されていないという問題があります。
その原因は資産の種類がいくつかに分かれており体系的に整理し経営研究がなされていないこと、そしてITの急激な進化が絡み合っていることによります。加えて、情報資産管理というマネジメントシステムはなじみが薄くわかりにくい経営管理手法であることも関係があるのかもしれません。
これらの問題に対し、当研究所はIT技術的セキュリティ(ITセキュリティ)、組織的セキュリティ、物理的セキュリティ、人的セキュリティを「情報管理」という基軸によって関係づけて活動し、企業様の情報資産を適切に管理するための活動を行ってきました。
情報資産を適切に管理することは、認証を取得した際にお客様や取引先の信頼につながることはもちろん企業活力を最大限にあげることが最大の目的となります。
当研究所では政府によって認定された認証機関として、企業の皆様のお役に立てるよう努力してまいります。安心してご活用いただきたくご相談をお待ちしております。
認証のプロセス
01
申し込み
認証受けたい企業が認証機関に対して申込書を提出
02
現地審査
企業が選択した管理項目について、その適用状況を現地にて審査する
03
審査報告書作成
報告書を作成し、企業に対して運用状況を現地にて報告する
04
認証の審議
認証評価委員会へ運用状況を報告し、認証の可否を審議・決定する
05
認証証明書交付
認証評価委員会が認証「可」の決定をした場合、企業に対して認証証明書を交付する