ウイルスとウイルス

今、ニュース番組の8割はコロナウイルスのニュースになっています。中国の武漢で発見された新種のウイルスは、僅か2ヶ月足らずで3月25日で感染者50万人、死者2万人を超える大惨事となっており、未だ終息の方向が見えていません。日本では国も行政もパンデミックを引き起こさない為の戦いに入っています。東京オリンピックも延期、各企業活動もほとんどの分野で急速に縮小しています。
このコロナウイルスの恐ろしさは、先ず有効な治療法が無い事、そして、感染力が非常に強い事があると思います。この様な状況になると会社に出勤するのでは無く、在宅勤務が可能な方は自宅にP Cを持ち帰って在宅で仕事をするなど業務スタイルも劇的に変わってきています。この様な状況下では、サイバーセキュリティの世界も0day攻撃や標的型攻撃の様に脆弱性を突いたり、メールを利用した不正なWEBサイトへの誘導によるウイルス感染が懸念されます。
この様な攻撃に対して大切な事は、「自分に関係の無いメール」は開かない。そして、P Cの動きが普段と違って「遅い」の様な異常を感じたら、I T関係の方に直ぐに相談してください。

研究員 西村保廣

将棋の女性棋士は誕生するか?

情報セキュリティとは関係のない、個人的な趣味の話題で恐縮です。

将棋の棋士とは、プロ四段以上の棋士のことを言います。四段になるには、棋士の養成課程(奨励会)を卒業することが必要ですが、卒業するには三段奨励会員リーグ戦(年2回開催、三段の奨励会員は現在30名)で、2位以内(四段に昇段するのは年4人)に入る必要があります。
今まで女性の棋士(四段以上)はいなかったのですが、今年は歴史上初めての女性棋士の誕生かと期待されていました(正確には、「期待していました」)。ファンの期待を裏切らず最後まで素晴らしい成績でしたが、最後は頭ハネ(同じ勝率だが、人数の関係で順位の上位者が昇段すること)で、女性棋士の誕生はお預けとなりました。次の三段リーグ戦を期待しています。
(ちなみに、「棋士」とは別の仕組みで、「女流プロ棋士」という方はいらっしゃいます。)

情報セキュリティでも、インシデントの後ろ向きの話題ばかりでなく、「情報セキュリティをやっていたお陰で、こんなに事業がうまくいった、売り上げが伸びた」などの前向きの明るい話題がたくさんあれば、と思っています。
理事 長野數利