「リスクマネジメント」と「鬼平犯科帳」

池波正太郎の「鬼平犯科帳」は火付盗賊改方長官である長谷川平蔵を主人公とする捕物帖、ストーリーの面白さと鬼平の魅力、鬼平の手足となって活躍する密偵(元盗賊)達の活躍を描いた時代小説ですが「その道にたけた専門家(密偵)の存在」に学ばされます
経験豊富な元盗賊達が情報源・分析官として鬼平に様々な市井の情報をもたらしま、鬼平がしっかり受け止め意思決定し悪党を成敗していきます。
私はパナソニック、ガンバ大阪、AFC(アジアフットボール協会)、追手門学院大学:経営学部教授と携わってきましたが、必ずそこにはその道にたけた専門家の人々がいました。
専門家の意見は常に正しい結果を招くとは限りませんが、経営トップ(リーダー)はしっかりと聴き、受け止めていく度量が必要になっていくと考えています。
政府の諮問委員も務めた時感じた事ですが、トップは専門家が出した要素以外に他の要素も考慮に入れて意思決定を下していきますが、政治の世界が絡むと物事が複雑になり観る目に色が付き始め判断に遅れが生じたり現場と乖離したりしてしまいます。ここが難しいのですが、少なくともビジネス社会においては政治的要素をネグレクトしていくことが重要になってきます。
私が申し上げたいのは中小企業経営者の方は外部に多くの専門家集団がいますのでその集団を活用する度量を持っていただき、低コストで合理的な活用をお勧めするものです。
代表理事 金森喜久雄